イノベーション創発塾

│ 塾について │ 塾の特徴 │ 平成29年度入塾案内 │ 塾の1年間の流れ │ 各科目の概要 │

塾について

 「高度イノベーション博士人財育成ユニット」は、平成28年度(Academic Year 2016)から新しい体制と内容になりました。そして、「イノベーション創発塾」は新しい内容で開講します。これまでのマネジメントやコミュニケーションなどの社会人基礎力に加えて、新しい講義内容とプロジェクト学習により課題設定・問題解決力を養成し、イノベーションを起こすことができる人財の育成を目指します。

イノベーション創発塾カリキュラム構成 イノベーションスキル イノベーション創発技法、新規事業ビジネスモデル マネジメントスキル 戦略的R&Dマネジメント、知的財産 社会人基礎力 人間理解とコミュニケーション、合宿研修 国際性 インターナショナルリレーションシップ ゼロから課題・問題を発見して 解決できる人財の育成 PBL実践 課題形成・問題発見力、社会意識・俯瞰力、 情報収集力、提案 ●毎週火曜日9−12時開講 ●総合時間:約100時間程度 ●青葉山キャンパス 青葉記念会館等 ●講師は専門分野で活躍の方々

塾の特徴

課題設定と問題解決能力

 研究で培われる高度な専門性に加え、イノベーション、RDM (Research & Development Management)、国際性、社会人基礎力、コミュニケーション力など実際に役立つ総合力をバランスよく習得できる。バランスのとれた座学と実習で、実際に役立つ手法/スキル、リーダーの能力を養う。但し、本研修/講義だけで完全に習得できるのではなく、修了後も研鑽することが重要である。

博士人財の交流とネットワークの形成

 分野を超えた異分野/多分野の専門性を持つ博士の自主的な交流を重視し、より良い人間関係と幅広いネットワークを形成できる。
 講義、PBL (Project Based Learning) 活動 を通じ、受講生同士の交流および人的ネットワークが深まり、俯瞰的、客観的に観察し判断して問題の本質を理解し、解決する能力を身に付けることができる。

智慧と創造力と国際性

 実習、議論、グループ活動、発表を重視し、知識に加え知恵と創造性 (creativity) の創出および論理的思考と科学的アプローチの習得に重点を置く講義を提供する。

実践的手法の習得

一般論ではなく、技法/方法の講義で実際に役立つ実践的手法を習得できる。

平成29年度入塾案内

趣旨・目的

 高度な専門知識を有する博士人財に、多分野の人財の交流と高度な総合教育を提供することにより、イノベーション創出とリサーチ・マネジメントおよび自ら課題設定と問題解決する能力を養成し、想像力と理解力とコミュニケーション能力を有する国際的なグローバル博士人財として世界で活躍するグローバル・リーダーの育成を目指す。

募集人員

1クラス 約50名

授業日程

①平成29年5月~平成30年2月まで(約100時間)
②原則として毎週1回火曜日(9:00~12:00)
 期間中、合宿を6月と10月に実施
③講義室は青葉山キャンパス(青葉記念会館、工学研究科総合研究棟など)

応募資格

①研究室に在籍するポストドクター(以下「博士研究員」という)助教
②博士課程後期3年の課程に在籍する大学院学生(本塾の授業内容を経験していない社会人学生を含む)
③博士課程後期3年の課程への進学を許可された前期2年の課程2年次の学生
④他大学からの応募も歓迎する (但し①または②の条件を満たす者)
⑤専門分野: 全分野(理系及び文系)
⑥その他 (塾長が認めた者)
※注意:博士課程後期学生と博士課程後期3年の課程への進学を志望する前期2年の2年次の学生は指導教員の承認、博士研究員の場合はプロジェクト等の代表者の承認が必要です。

募集期間

平成29年4月5日(月)~20日(木)

受講費用

無料 
但し、合宿費用の実費負担(食事代、シーツ代)2泊3日4,000円程度(7食)

エントリー

エントリーシートに小論文がございますので、エントリーはお早めに!!

エントリーはこちら

塾の1年間の流れ

塾の一年の流れを説明する画像

各科目の概要

A.〈イノベーション・スキル〉

イノベーション創出技法 「イノベーションを考え出すための科学的方法論」

 ①世代新製品の研究開発や大学/研究所の研究を促進する。
 ②製品の不具合や研究の問題点を解消する。
 ③技術の権利を固め、他からの権利矮小化を防御する。
 など、技術やシステムの創造/構築、研究の進捗に海外企業・大学、国内企業で用いられ、実績のある「思考技術」を
 東北大学の本コースに適するように改良した問題解決法およびイノベーション創出技法である。
 本コースを受講することで次の能力が収得できる。
 ・目標実現に必要なステップと具体的な手法を明らかにする。
 ・利用可能な環境・資源を効率的に活用する。
 ・問題の本質と取り組むべき課題を明確にする。
 ・本質的な問題設定と、確実な問題解決やアイデア創出をスピーディーに実現する。
 ・論理的な思考方法を修得する。
 ・自ら課題を設定し、問題を解決する能力が身に着く。
座学と実習をバランス良く配置した講義での習得成果は、研究/実験及び実社会の活動に応用可能である。

B.〈マネジメント・スキル〉

戦略的R&Dマネジメント 「R&Dマネジメント」

 研究開発全体の流れ(企画~構想/計画~詳細設計/確認実験~試作/実証実験~評価/特許・論文・発表)の流れに沿って、最新のマネジメント手法を解説し、研究開発マネジメントの具体的実践方法を学び、研究の推進や問題解決に役立てる。トヨタの製品開発がMITなどで研究され体系化されたリーン製品開発、小説ザ・ゴールで著名になり様々な企業で実績を上げているTheory Of Constraints(TOC:制約条件の理論)に基づいた開発マネジメント実践方法を、バランスのとれた組み合せの座学と実習により実際に体験して習得する。習得の成果は、大学/研究/実験に活用でき、企業や研究所など実社会で役立つ。

知的財産

 現在の研究者には論文作成と同様に特許作成の技術と出願/権利取得が求められる。知的財産の重要性を理解し、知的財産の基本を学習し、特許を実際に作成できる技術の基本を身に付ける。 時間が許せば実際に特許の記載と出願を行う。

C.〈社会人基礎力〉社会人としての行動  コミュニケーション「人間理解とコミュニケーション」

 コミュニケーション能力、相互理解、チームワーク、リーダーシップ、リーダーの心得、思いやり、 人間理解、組織マネジメントについて座学と体験学習により学ぶ。合宿を含めて実施する。これらは、コミュニケーション、リレーションシップ、国際性、マネジメントにも関係がある。

D.〈国際性〉インターナショナル・リレーションシップ「インターナショナル・コミュニケーション」

 グローバル人財になるための論理的な思考方法と、コミュニケーションの基本、異文化/多分野の理解と交流などインターナショナル・コミュニケーションを学ぶと共に、自分の研究内容の発表、英語による議論/討論の技法を学び、英語で話を聞くことができ自らの考えを述べる技法について習得する。

E.イノベーションPBL(Project Based Learning)

PBL実践

 テーマ毎にチームを結成し、各チームはメンバーの協力で課題設定を行い、情報収集/仮定設定/議論を通して実際に論理的に解決策を導き、発表を行う。できるだけ実践的/実社会のプロジェクトの形態に近い形で行う。イノベーション・スキル・マネジメント・スキル、社会人基礎力、国際性の講義の内容をPBL実践で活用する。
チームワーク、協調/協力、他の専門分野の考え方など総合力の一端に触れることができる。
テーマにより適切な教員、企業の第一人者、アドバイザーなどのサポートを受けるようにする。

F.実践的対応/特別講義

 正規の講義以外に進路、就職などの相談が可能である。さらに、将来設計/社会活動/インターンシップなど知識の習得や体験をすることができる。重要な内容をタイミングに合わせた特別講義で提供する。 役に立つよう、適切に選択し参加することが可能である。

(例)キャリア支援センターと協力して行う内容を含む。
・進路相談、相談一般
・就職における心得と対応
・社会人対応(社会人の基礎知識)
・現地調査/ボランティア
・時事問題/ホットな問題に関する第一人者の特別講義
・インターンシップ
・企業情報、など意見交換を行う。

カリキュラム

平成29年度 イノベーション創発塾 第4期生授業カリキュラム

平成29年度 イノベーション創発塾 第4期生授業カリキュラム(English)